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- ニューヨーク・タイムズによると、イーロン・マスクによるツイッターのコスト削減が進む中、同社のカフェテリアのメニューに変更が加えられたという。
- ある従業員は、ニューヨークのオフィスでは11月21日からエビのグリルを提供していないと述べた。
- イーロン・マスクは以前、ランチは会社に1人前400ドルの費用がかかっていると主張していた。
ツイッター(Twitter)のニューヨーク・オフィスのカフェテリアのメニューが、新しい所有者イーロン・マスク(Elon Musk)のコスト削減策によって変更されたと報じられている。
従業員の1人はニューヨーク・タイムズ(NYT)に対し、2022年11月21日にカフェテリアで2種類のマカロニ&チーズとサラダバーが提供されたが、エビのグリルなど、以前はあったアイテムがなくなったと語った。
マスクは以前、ツイッターの無料ランチ提供に問題を提起したことがある。 彼は以前、無料の従業員ランチは1食あたり400ドルのコストがかかっていると主張していた。
これに対し、元従業員のトレーシー・ホーキンス(Tracy Hawkins)は、マスクの見積もりは 「嘘だ」 と反論した。
ホーキンスはツイッターで 「朝食と昼食で1人1日20ドルから25ドルだった。これにより、従業員はランチタイムとミーティングの間も働くことができた。そして、オフィスの稼働率は20%から50%だった」 と述べている。
従業員に送信され、Insiderが確認した電子メールによると、ツイッターの無料の飲食物は 「一部有料」 モデルに移行している。
将来的には、ほとんどの従業員が会社の食事代の多くを支払わなければならなくなり、自宅用Wi-Fiやチーム活動の費用も会社負担ではなくなるとInsiderは報じている。
従業員に送信された電子メールによると、これらの手当は時間の経過とともに再評価され、企業の財務状況が改善したときに元に戻される可能性があるという。
Insiderはツイッターにコメントを求めたが、回答は得られなかった。
(翻訳・編集:Toshihiko Inoue)