何となくやる気が出ない。体を動かす力がわいてこない……。年を重ねれば、誰でもそんな気分になることが増えてくるもの。著書『50歳からのやる気のツボ』があるベストセラー著者の植西聰氏は、そんなとき「今日やること」に意識を集中させることが重要だと説く。若いころのやる気がよみがえるコツを、偉人の「名言」とともに紹介しよう。
どうしてもやる気が出ないときは？
50代になると、
「何となく、やる気が出ない」
「体を動かす力がわいてこない」
という時があると思います。
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どうして、そのような状況になるかと言えば、その原因の一つに、「先々のことを否定的に考える」ということが挙げられます。
たとえば、「こんなことをやっていて、将来的に何の役に立つのだろう」と、疑問に感じることです。
また、「がんばってやっても、この努力を評価してくれる人など、この先、誰も現れないのではないか」と、否定的に考えることです。
そのようなことが原因で「やる気が出ない」「行動力がわかない」という心境になる場合があるのです。
