2023.06.08

【独自】ラーメン店長の組長射殺動画を検証したら、犯人があの連続ヒットマンか…六代目山口組が騒然

40秒で出て行った

いま、六代目山口組関係者が騒然となっている動画がある。

長袖シャツ、ズボン、靴、帽子と黒ずくめの男がドアから入っていく。しばらくすると建物の中から「ドンドン」という音がした。入ってから40秒ほどで男は出ていった。この動画のタイムスタンプは4月22日午前10時50分25秒から10時51分07秒とある。

防犯カメラに写っていた男の姿
男は40秒ほどで出ていった

もう一本の動画は、同日午前11時13分、青い防護服ようなものを着こんだ5人の消防隊員が、黒の半袖シャツの男性をストレッチャーに乗せて、搬送のため救急車に向かっていくものだ。だが男性は顔から血を流しているようにも見え、ピクリとも動く様子はない。

半袖シャツの男性が運ばれる。殺された余嶋組長だ
 

二つの動画は防犯カメラの記録だ。4月22日午前11時ころ、神戸市長田区のラーメン店の店長で、六代目山口組弘道会傘下の湊興業・余嶋学組長(57歳)が射殺された。この事件で、ラーメン店のドア前に設置された防犯カメラの記録動画とみられる。

4月25日に現代ビジネスでは、《【独自】ラーメン店長だった「弘道会」現役直参組長は、なぜ射殺されたか》として事件について詳報した。

その後、射殺実行犯の逃走を助けたとみられる暴力団関係者が逮捕され、事件の解決も早いと見られたが、1ヶ月が過ぎた今も、実行犯は捕まらない。そのなかで、冒頭に紹介した動画が、実行犯特定につながるとして業界で拡散している。

この動画は暴力団関係者にも広く出回っているが、真偽については諸説ある。記者は余嶋組長が店長を務めていた「龍の髭」に、組長の生前に2度訪問し、組長がつくったラーメンも食べている。

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