人出は5類移行前とほぼ変わらず コロナ禍前の9割に回復

長野佑介
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 新型コロナウイルスの5類移行から8日で1カ月。人の流れはこれまでと比べて変化したのか。渋谷(東京)、名古屋、梅田(大阪)、天神(福岡)の4駅周辺の人出について、ソフトバンクの子会社「アグープ」のデータを使って調べた。

 5月25~31日の1週間と、5類移行前の4月20~26日の人出を比べたところ、渋谷で97%、名古屋で98%、梅田で100%、天神で102%とほぼ横ばい。午後7時台の時間帯別で見ても、横ばいの傾向は変わらなかった。5類移行前と人出はほぼ変わらない様子がうかがえた。

 また、5月25~31日とコロナ禍前の2019年の同時期(5月23~29日)の1週間も比べた。渋谷88%、名古屋90%、梅田92%、天神87%で、かつての9割ほどにまで人出が戻ってきていることがうかがえた。(長野佑介)

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